晴天に恵まれた春の交流会

2015年05月14日 13:20

皆様こんにちは。

春というよりは夏に近い気候になってきたこの頃ですが、先週末あんじゃないの家で春の交流会が行われました。

参加者はスタッフ含め総勢34名と、ちょうど良い人数が集まりました。

一番遠くからは愛知県西尾市から参加され、三郷町民約55%と市内外の参加者45%の良い割合で交流ができたと思います。

 

時期が少し遅かったこともあり食べれる山菜が残っているか、とても気になりましたが椋実地区は三郷町の中では寒い方で、春を迎えたのも少し遅めだったので、あんじゃないの家の近所には探せばまだいろいろな山菜・野草がありましたので一安心。

 

まずは軽く参加者の自己紹介から始まり、その後あんじゃないの家の裏山や近所のNさん宅の裏山を散策しながら山菜採りが始まりました。孟宗竹は見つけ方と掘り方を教えてもらえば次々に皆さん見つけては掘る(というよりは結構伸び始めていたので切る)作業を楽しんでいました。

孟宗竹が食べ終わる頃に育ち始めるハチクはいつも切ったり蹴ったりして伸びないようにしていましたが、どうやら食べることができ、アクがほとんどないためそのままお味噌汁などに入れて食べれることを知りました。

散策していると自然と会話が弾みました。どういった山菜があるのか見本や写真など何もなかったため、山菜に詳しい方にいろいろ質問してみたり、食べれそうな植物が実際に食べれるのかどうかお互い確認しあったりされていました。中でも三郷を20年ほど離れていたKさんが最近Uターンし、今回のイベントに参加されたことで地元の方と久しぶりの再会をしているのを見ていたら「帰る場所があるっていいなぁ」とふと思いました。

その他にはワラビ、よもぎやユキノシタ、みつばにサンショウなど次々と見つけていました。さっぱり山草や植物の名前を覚えることができなくても、地元の山菜名人と一緒に少し歩けば沢山の山菜を教えていただけました。まさに歩く辞典です。タラの芽は山菜取りの名人Uさんがさっと採ってきてくれました。さすがです。まちづくり委員会のT会長もこの辺にはないクレソンを野井地区の川沿いから川に落ちながらも沢山採ってきてくれました。

 

1時間ほど山菜探しをした後、再度集合し皆が取った山菜を並べてみました。この写真に入っていない山菜も色々ありました。では天ぷらパーティーの始まりです。

タラの芽やヨモギなどを揚げ始めました。

近くでは先程のハチクを炭火焼。地元のIさんも炭火焼で食べたことがなく、初めて試してみたそうです。柔らかくて美味しかったですよー!

その他にもあんじゃないの家の講座生Tさんがあさりや白エビなど美味しい海の幸を持参してきてくれました。ありがとうございます!写真見るだけでも食欲をそそられます・・・

天ぷらの他にも山菜の胡麻和えやかつお節がのってるおひたし、筍の煮物や手作り漬物にお豆腐と盛り沢山の料理が次々とキッチンから運ばれてきました。T講座生も手作りピリ辛メンマを持参してくれ、食にスパイスを足してくれました。バリエーションが多くて見るだけでも楽しかったです。筍ご飯は炊いている最中の電力が弱かったりブレーカーが途中落ちてしまったりと災難があり、どうなるか心配しましたが、ベテラン女性群が再度炊き直すなど奮闘して美味しい筍ご飯が出来上がりました。ありがとうございます!

 

食後は日が上がり暑くなってきたので座談会を室内で行いました。それぞれ参加した感想を一言ずつ頂きました。

そして副部会長Fさんに少し三郷・恵那の暮らしについてお話しいただきました。

里山付近で普段関わることのない人達との交流をしながら自然を満喫し、美味しい食を囲みながら時を楽しむことができたイベントだったと思います。参加者の皆様、ご参加ありがとうございました。次回お会いできることを楽しみにしています。そして会場の設定やキッチンで食事の用意をしていただいたスタッフの皆様、本当にご苦労様でした。

 

下:東濃版中日新聞2015年5月12日 交流会の記事が載りました

 

下:スライドショー(イメージをどれかクリックしていただくとスライドショーが始まります)

—————

戻る