機織り講座(第4回)の様子です。

2017年08月28日 10:00

 8月26日(土)教育文化部会による機織り講座の第4回をあんじゃないの家にて開催しました。この日は、前回に続き経糸をへる(整経)作業、そして次の段階として、経糸を筬(おさ)に通す作業を行いました。


 まずは、前回に引き続き整経台を使って糸を経る作業です。これは縦糸の準備です。
 整経台の上部に糸をセットします。この際の糸の並べ方で縦糸の模様が決まります。出来上がりを想像しながら並べていきます。

 そして、セットした糸をそれぞれ均一に整経台の中心に引っ張り、台の両端に付いている棒に引っ掛けていきます。前回もそうでしたが、何本もの糸を操らなければならず結構難しいです。

 糸を交差させているこの部分。綾(あや)と呼びますが、これが重要な部分です。ちゃんとやらないと今後の作業に響くそうです・・・。



 さあ続いて、整経した糸を筬(おさ)に通す作業です。
 まずは、あぜ竹という部品を綾(あや)に通します。糸が何本もありますので通し忘れのないようにここも慎重に準備が必要です。

 つづいて、糸を筬にとおします。これは本当に細かな作業で根気がいります。


 この日の筬通しではちょっとしたハプニングが・・・。綾にあぜ竹がちゃんと通っていなかったことが途中で判明‼ 対処として、一部分の糸を切断し綾を通してから再度結びなおしました。みなさん本当にお疲れさまでした。


 また、部会長さんは、機織り機の部品作りをされました。機織り機も古いので、部品を交換しなければならない箇所があります。当然、手作りしか方法がありません。

部会長さんの見事な技で見事部品も完成‼ 


次回は9月9日(土)に開催します。



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