古民具移動

2015年04月06日 09:37

先日小雨の中、教育文化・市民参画部会の会員とPTA会員の方々が旧町役場に集まり、まだ中に存在していた古民具や体育協会で使用する遊具等を三郷小学校とあんじゃないの家へ移動しました。

数週間前に郷土史研究会の方と教育文化部会のメンバーが旧町役場の中を再確認したところ、建物の劣化で天井が崩れ雨漏りがひどくなっており、このままでは室内に残された古民具の状態がどんどん悪くなるばかりなので展示する価値があるものを選択していただき、今回の移動作業に引き継がれました。

今回は機織り機の道具が数々残っていたので機織りに詳しいIさんにまだそれらの道具が使用できるか確認していただきました。そして、古民具を運び終えた後にIさんが通っている岩村の機織り工房へお邪魔し、どのように機織り機関係の道具が使用されているか見学してきました。ここも古民家を移築し工房に自分で改修工事したそうで、風情のある場所でした。

これを機に展示場を更に充実させ、使用できる民具は体験教室などで役割を果たせるようになれれば道具としての命が再度ふきこまれ、次世代へ受け継がれる流れができるようになります。

 

ご協力いただいた皆様のおかげで無事古民具は救出されました。ありがとうございました!

—————

戻る