あんじゃないの家を視察2: 中津川市役所

2014年08月11日 14:54

皆様こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

 

台風11号は日曜日の午後あたりから強い雨と風を三郷町に運んできましたが、被害のうわさはまだ私の耳に届いていないので一安心です。ところどころ弱い木や竹が道に倒れこむような場所もありましたが、雨も今朝になるとやみ終えており、今外を眺めたら黒い雲の間から明るい日差しが見えてきているのでもう大丈夫かなと思います。

 

さて、台風が来る前のお話になりますが、先週金曜日にあんじゃないの家を中津川市役所から10名程視察に来ていただきました。視察内容はあんじゃないの家の発足から今後の取り組みなど、空き家を通じたまちづくりについてということで、三郷あんじゃないの家の役員それぞれがわかりやすく説明できたのではないかと思います。

プレゼンテーションが終了した後、施設を見ていただきました。施設の質問はそれほどありませんでしたが、やはり皆さん気になるところはこういった古民家(空き家)を改修し、どのようにそれがまちづくりにつながるのかを知りたがっていました。三郷あんじゃないの家のスタッフも、これからどのような活動をしてまちづくりに関わっていくのかを今真剣に模索しています。空き家となった建物を修復するまでがまちづくりでは決してなく、そこからどのように建物を通してまちづくりに貢献できるか、これからの運営方針が勝負どころです。補助金や義援金をいただけたおかげで修復する際の材料費は何とかまかなえましたが、運営用の資金までは蓄えられませんでした。補助金がなくなった今、あんじゃないの家がどう動くのか、興味を持っていただけるのは嬉しい反面身を引き締めてサポートしていきたいです。

 

そして軽く施設を見終えた後、各地域で直面している問題を他のところではどのように対応しているのか、自然と小さなグループに分かれ意見交換がいろんなところで行われていたので面白かったです。多分1時間近く立ち話でいろいろなお話をされたと思います。講座式プレゼンテーションも為になりますが、なによりもディスカッションができる時間を大切にするのがまちづくりなんだな~と身をもって知りました。席に戻って質問タイムになりましたが、立ちながら沢山質問できたようでほとんど手を挙げる方はいませんでした。

こういった他の市町村との交流はとても貴重な時間です。どうしても各自の町の中の出来事や問題に集中しすぎてしまい、視野が狭まったり独りよがりな考えになる傾向がある中、このように他の地域の状況や対策を知ることにより自分の町のことをリフレッシュされた視点で考えられるようになります。子育ても一人で家にこもりながら子供を育てるより、夫やママ友・そして周りの先輩ママさんと交流すると少しはストレス発散できるように、やはりまちづくりも似たような境遇にいて刺激し合える仲間が必要です。これからもあんじゃないの家を通してどんどん同志ができていければ嬉しく思います。

 

中津川市役所の方々、あんじゃないの家までお越しいただきありがとうございました。

 

PS:あんじゃないの家を視察された他の市町村は今回で2度目です。一度目は恵那市飯地町と中野方町で、おいおいブログにご報告しようと思いつつ忘れていました・・・すみません(--;)

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