シンシンハラハラ雪やコンコン

2016年01月20日 16:48

皆様こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

今週末から日本各地で大雪が降り積もりましたが、三郷町も昨夜から遂にこの冬初めての大雪(10cmほど)が降りました。

 

今朝は早めに出勤しようと思い障子を開けたら、目の前の景色は一面真っ白でした。粉雪まで空中を舞っていて、大粒の雪がシンシンと降り続きます。とても幻想的な風景に見とれていましたが、車が公道までこのままでは動けないことに気づき、一瞬にして現実に引き戻されました。雪かきタイムの始まりです。とはいっても、私の家にはシャベルがありませんので、お庭用のちりとりを雪かきの道具として何とか地道に活躍してもらいました。少しずつ進み、大汗をかきながら雪かきが無事終えたのは約1時間半後。早起きしたはずなのに、完璧な遅刻です。焦っても仕方がないので早朝から運動ができたことをラッキーと思い、白い景観を楽しみながら安全運転に徹しました。

職場の振興事務所は坂の上にあります。途中まで上がれたのですが、一度車のスピードを落とし、坂道の雪かきをしている職員の皆さんにご挨拶してから再度アクセルを踏んだらタイヤが雪にはまってしまい、「キュルキュルキュル」と空回りするばかり。結局坂の下までバックし、車をそこに置かせていただきました。あまり雪道は運転したことがないのですが、坂道や雪が多い道は勢い(スピード)をつけないと前に進めないということを今日初めて教えていただき納得しました。

下:事務所に行くための坂道

左下:事務所の職員方が坂道の雪かきや除雪材をまいて坂道を使えるようにしていただきました

右下:事務所のご近所の方も私道から公道に出られず、何度も下がっては勢いをつけてようやく出かけられました。

事務所の駐車場の雪かきのお手伝いを少しした後、雪景色を記録するため事務所周りを徒歩で散策しました。

左下:事務所の駐車場の雪かき

右下:坂を登り続けると歩いていても滑って何度か転びそうになる

家を出た時シンシンと降っていた雪はいつのまにか止んでいて、青い空も見えるようになってきました。近くの茅葺の家を目指したのですが、騒音一つない所で柔らかくさらさらな白い雪と灰色の雲の合間から顔を出す青色の空が変化しながら構成する素敵な冬景色を見渡していると何とも言えない心地良さを感じます。寒さを忘れてしまうほどでした。

下:茅葺の家を下から見上げた景色

下:茅葺の家付近から見た北に広がる景色

下:茅葺の家のお庭の雪化粧をした松は風情がある

下:雪の中の茅葺の家

帰路は道ではなく、田んぼのくろ(はじ)を歩いて足跡をつけながら事務所に向かいました。真っ白な雪の中を歩くのもとても気持ちが良いです。

下:動物の足跡だけがまっさらな雪の上にありました

下:棚田もまったく違う景色に様変わり

事務所の横にある諏訪神社に立ち寄り、ここの氏神様に今年のご挨拶をしました。でもきっときちんとした挨拶ではなかったので、階段で足を滑らせしりもちをついてしまいました。以後神聖なる場所での挨拶は手抜きをしないよう気をつけます。

下:諏訪神社

茅葺の家に上がる際も実はいろいろ見渡しながら歩いていたら、不注意でバランスをなくしてしまい、しりもちをついてしまいました。下半身がもう雪だらけになっていたので、そのまま雪に体をゆだね、スノーエンジェル(snow angel:雪の天使)を作りました。雪の中で手足を上下・左右に何度かバタバタすることにより、羽がついたように見えるのです。とても懐かしい雪遊びのひとつで、子供の頃を思い出しおおいに楽しんでしまいました。でもしばらくすると、ズボンや下着まで濡れてしまっていたことに気付いたので少しはしゃぎすぎたことを後悔…。

小学生たちも休み時間は久しぶりの雪を楽しんでいました。

綺麗な真っ白な雪、いつ頃まで三郷町に残るのでしょうか?

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