三郷小学校にお引越しされた古民具の様子

2015年04月17日 14:56

こんにちは、ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

 

今日はN事務局と一緒に三郷小学校へお邪魔してきました。小学校へ足を運ぶのは小学6年生以来です。授業中の教室を通り際覗くと、しっかりと先生から学んでいる子たちと私たちの存在で授業はそっちぬけでじーっとこちらを見ている子たちに瞬時に分かれたのが面白かったです。

小学校を訪れた理由は、4月の始めに教育文化部会やPTA役員が雨漏りをしている旧町役場から展示したい古民具を救出し、それぞれ小学校とあんじゃないの家へ移動され、その後小学校でどのようにその古民具が展示されているのか見学させて頂くためでした。

 

展示室は図書室の隣にありました。部屋の半分は外国の書籍や郷土に関する書籍があり、その中に古民具はきれいに飾られていました。古民具には名前と使い方が書かれたプラカードが用意されており、古民具の用途がとてもわかりやすかったです。そして、昔と今の道具を比べられるよう現在私たちが使用する道具も展示されていました。木の良い香りがする木棚は人口減少対策部会O部長の作品です。

更に古民具の近くには古民具の書物も展示されており、思わず手に取って読んでみたくなるような仕組みになっていました。

部屋の反対側にはオペレーターにしかつながらない黒電話や蓄音器、ラジオなど箱の形をした生活家電が並んでいました。

 

柔らかい日差しが展示室に入り、部屋がやさしい明るさになっていたことに安堵を覚えました。以前古民具がかび臭い空間の中無造作に置かれていた旧町役場の状況を思うと、小学校に運ばれてきた古民具たちはこれから若い子たちと触れ合い続けることになり幸せそうな印象を受けました。これからも大切にされますように。

 

 

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