本当に出てきました!

2014年06月19日 23:08

こんばんは、三郷町ふるさと活性化協力隊員のmeganeです。

 

今日は佳境に入ってきている「あんじゃないの家」の改修工事現場で作業中、衝撃的な出来事が起き続けました。

 

外に積まれていた木材や廃棄物を片付けていた最中、突然仕事仲間のFさんが

「meganeさん、危ないっ!!」と大声を上げて私を突き飛ばしました。

 

よく状況が分からず振り返ると、

「マムシだ!近づくな!」

といったような警告の言葉が響き渡りました。

 

ついに、マムシが出現。

どうやら私が持ち上げた古樽の下に潜んでいたようです。

Fさんが気づいてくれなかったら、私はマムシに噛まれて悲惨な目にあっていたところでした。

 

Fさんは手慣れたように注意を払いながらマムシの頭を長いつかみバサミで押さえつけ、毒がある牙を見せてくれました。

 

その後は手際よくマムシの頭をちょんぎり、スーッと皮をはぎ(ついでに内蔵もきれいにとれた)、お肉部分を水ですすぎ数時間乾燥させました。

 

作業が一段落したら、調理は一級建築士Kさんにバトンタッチしました。Kさんは私同様マムシを扱うのは今回が初めてで、よく状況がわからぬままFさんの教えのもと調理を進めていきました。調理方法は本当にシンプルで、まず一度お肉をあぶり焼きし、その後お肉を醤油に漬け込み、またあぶります。醤油の香ばしいかおりでなんとなく蒲焼らしくなりました。(少々焦げちゃったけど)

 

 

ちなみに台所のコンロを使うのは今回が初めてでした。マムシ料理があんじゃないの家の台所でできた記念すべき第1品目とは、忘れたくとも忘れないと思います。休憩中に2センチほどに切られたお肉を恐る恐る頂きましたが、ごへだのおこげのような味がして少々堅かったですが香ばしい醤油と炭(こげてるから?)の味で以外に大丈夫でした。でも他の方が食べたら、やはり「少し臭うね」ということでした。これで疲れがたまった体も回復することでしょう!

 

ひと段落し、また作業に戻ったらまたFさんが新たなへびを切った竹の下で発見しました。今回はマムシではないのですが、シラウルシという毒のない蛇だそうです。顔を見るとまだ子供らしく、ほっておくことにしました。マムシはついで行動するそうなのでFさんは相方を探していたそうです。

 

地面から物を取る時は、物の下に隠れているかもしれない虫や動物が逃げれるよう忠告するため必ずコンコンと軽く叩いたり揺する、ということをいつもFさんが口すっぱく言っていたのが身に染みました。マムシが出てきたせいでショックが少なからずあったのか、のちの作業に支障が出てくるほど体がくさやぶに近づけれなくなってしまいました。皆さんも草むらを歩くときは是非気を付けてください。

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