お芋収穫&本格ホッカしっとり焼き芋作り

2014年12月04日 14:43

こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

「寒さが増したな」とこの頃感じていたら、ちらちらと野焼の灰かなと思うくらい小さな雪の粒が、木枯らしに舞いながら秋から冬への移り変わりを告げました。

三郷で今年初めての雪でした。

 

そんな中、いきいき教室のシニア達に保育園児達と収穫したサツマイモをご馳走しようということで外でじっくりサツマイモを焼くことになりました。収穫されたサツマイモは11月に野井地区在住の元気な96歳Kさんの畑で近所の保育園児と取ったもので、6月にサツマイモの苗を植えて以来の再訪でしたが大きなお芋がゴロゴロなっていたのにはびっくりしました。

 

自宅では大抵オーブンレンジで焼くか、蒸したり茹でて食べていましたが今回はもっと本格的で美味しくできる煙突とお米の籾殻(もみがら)を使用したプロM先生直伝の焼き方を教えていただきました。

 

1.籾殻を山にし、火をつけた上に籾殻焼き用煙突をのせ、籾殻を煙突に被せて籾殻がまんべんなくじわじわ焼けるのを待ちます。約3時間半待ちました。

2.籾殻が焼けるのを待っている間、サツマイモを新聞紙で巻き、水に浸して軽く水を絞ってからアルミホイルを被せます。シニア達は元気体操でインナーマッスルをストレッチしたり鍛えていました。

3.籾殻の山が黒くなったら、サツマイモを埋める時間です。籾殻の山をスコップで少し崩し、籾殻山の中にサツマイモを広く拡散して並べます。

4.並び終えたら崩した籾殻をサツマイモの上にかけなおします。たりなければ新しい籾殻を追加してのせます。

上:籾殻が焼き終わりサツマイモを入れ終え籾殻をかぶせているところ。焼き芋を学校教員として長年焼き続けた焼き芋プロのMさん。

5.焼けるのをひたすら待ちます。今回は2時間ほどで焼けたと思います。

 

じっくりじわじわと時間をかけて焼いた焼き芋は申し分のないくらい柔らかく、ジューシーでこころなしかねっとり感も出ていてとても美味しかったです。私一人ではなかなかできない、とても面白い焼き方を知ることができとても勉強になりました。いきいき教室の参加者は最初お皿に乗ってきた大きなサツマイモを見て「こんなに大きいの食べれんわ!」とおっしゃっていましたが、気が付けば焼き芋を残された方はほとんどいませんでした。お弁当を食べた後でも焼き芋を完食できるシニア達はまだまだ元気いっぱいです。この調子で寒い冬も健康で乗り越えていただきたいです。

 

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