機織り講座(第2回)の様子です。

2017年07月11日 16:11

 7月8日(土)教育文化部会による機織り講座の第2回をあんじゃないの家にて開催しました。この日は、前回染めた糸を、縦糸として使うための準備を行いました。

 使用した道具は、糸車と御光台です。この道具を使って、染めた糸を細い竹筒に丁寧に糸巻きをしていきます。



まずは、御光台に染めた糸の束を取り付けます。



糸車に装着されている細い竹筒に、御光台の糸を巻き上げていきます。簡単そうに見えますが、やってみると結構大変。糸車を調整しながらやらないと上手く巻けません。昔の人は本当に大変だったことがよくわかります。参加者も「大変だけど、妙に愛着がわきますね。」とのこと。


巻き上げ方も大事で、真ん中が少し膨らむような感じで巻き上げます。出来上がりがこんな感じです。キッチリ200グラム分づつ巻きました。

 


糸巻きの一方で、練習を兼ねて機織りも行いました。この日は、トラブルが続出、先生にも見てもらいながら、四苦八苦してみんなで機織り機の調整をしました。でもこれも経験。こうやって機織り機の仕組みもなんとなく分かってきます。


 また、この日は思わぬ来客がありました。寿老の滝で遊んできた帰りの親子連れの方が、あんじゃないの家を通りかかった際に私たちの様子を見かけて、「何をやっているんですかー?」「機織りやってますよ。よかったら見学どうぞー」「うれしー。ぜひ」とのことで見学いただきました。珍しい光景に、興味津々なごようすでした。瀬戸と多治見から来らたとのことで、三郷にも時々来ていただいているとのことでした。偶然にも講座生のお一人と知り合いで、話も盛り上がりました。


子供さんも、展示してある古民具に興味津々です。



次回は7月29日に開催します!


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