移住定住促進「秋の交流会」を開催しました。
2017年10月03日 11:00人口減少対策の一環として、三郷町に興味を持っている方や移住を考えてみえる方との交流や情報交換をしたり、この地域の良いところを知ってもらおうと、三郷町まちづくり委員会の人口減少対策部会の主催による「秋の交流会」を10月1日に開催しました。この日は田舎への移住を考えている、ご家族2組(5名)が名古屋から参加して頂きました。遠方からのご参加本当に有難うございました。
この日の交流会は、まずは「田舎の雰囲気を体験していただこう!」と、古民家を回収した椋実の「あんじゃないの家」を会場に、「五平もちづくり」、「箸づくり」を通して、皆さんと情報交換や交流を深めました。
参加いただいた2組とも現在は名古屋市内にお住まいなのですが、恵那市を移住先候補地の一つとして考えていただいているとのことでした。三郷町内では、空き家はあれど賃貸や売却に繋がる物件が乏しく、いい物件情報をご紹介することができませんでしたが、三郷や恵那市での暮らし、田舎に纏わるこなど、幅広くお伝えし情報交換を行いました。参加者からも「また、いい情報が入りましたら是非。」とおっしゃて頂きました。せっかくのご縁ですので、我々も更なる移住促進に向けて取り組んでいかなければと感じました。
「秋の交流会」当日の様子
まずは、会場の準備です。あるものでちょっとした飾り付けや、取れたての栗もご用意。炭にも火を入れました。
10時過ぎ、予定よりちょっと遅れて交流会のスタート。まずは皆さん自己紹介をしました。今回はご家族の参加ということで子どもさん(2歳になる女の子、小学生の男の子)も来てくださいました。
五平もちづくりの前に、焼き栗を試食。「ホクホクして美味しい!」。スタッフも「意外と、うまいな」と想定外の出来でした。
せっかくの機会ということで、まずは、五平餅の串作りから体験しました。木を鉈で割り(でも簡単には割れません・・・)、削って形を整えます(こちらも簡単には削れません・・・)。昔こそ串から手作りだったでしょう。今は串が売っていますね。
男の子も串作りにチャレンジ!。慣れない手つきだけど一所懸命。教える大人は少し冷や汗をかきながらでした。でも、見事に串が完成。
女の子は珍しいものに興味津々。うれしくて会場内を飛び回っていました。2歳とは思えない健脚ぶりを披露し、会場を和ませてくれました。
続いて、炊きあがったご飯を棒でつぶしていきます。結構、力がいります。
今度は、つぶしたご飯を串につけていきます。なにぶんスタッフも素人といったところですので、大きさも形も様々です。途中から「ご飯足りるのか?」となり、出来上がりの本数を数えると「ギリギリありそうです・・・」
いよいよ焼きに入りました。まずは素焼きをして、ご飯の表面をカリッと仕上げます。
続いて、味噌だれをつけていきます。今回は2種類の味付けをした味噌を用意しました。女性スタッフ特製秘伝の味噌ダレ?です。
いよいよ本焼き、いい匂いが一気に広がりました。でも気を付けていないとすぐに焦げてしまうので、手際よく返していかなければいけません。
和気あいあいと情報交換。お話ししながら焼いていきました。でも油断大敵、「そこ、焦げてますよ~」
完成!個性あふれる五平もちができあがりました。
さあ皆で昼食となりました。焼きあがった五平もちは、食べ応え十分。ちょっと冷めてしまいましたが「おいしい!」と感想をいただきました。この他にも、女性スタッフがつくったキノコ汁や、珍しいサツマイモの茎の煮つけ、郷土食のカラスミをいただきました。それぞれの食材についてスッタフから説明があり、珍しい一品に話が大変盛り上がりました。
食事の後は午後の部のスタート。
間伐材を使った「マイ箸づくり」を体験していただきました。講師は、まちづくり委員会都市交流部会長の村上さんです(お忙しいところ有難うございました)。
この日は、箸と菜箸の2種類ができるよう準備がされていました。予めカットされている間伐材を、カンナで削り先を細くしていきます。手の位置、力の入れ具合を教えていただきながら参加者も取り組みました。1本目は上手くできない様子でしたが、皆さん2本目、3本目にも挑戦され出来具合もどんどん良くなっていきました。
カンナ削りが済んだら、紙ヤスリで橋の角を滑らかに仕上げます。
最後は、ヒートペンを使って箸に模様を書きます。炊事場で一日忙しく動いていた女性スタッフ陣もようやく時間が空き、箸づくりに参加できました。
皆さんが箸づくりをしている間、ピザ窯を使ってピザを焼きました。これまでの経験を活かし、朝から窯に火を入れ、窯の温度を上げておきました。「今回は大丈夫!」と意気込んで焼いてみましたが・・・。課題の残る結果に。
と、そこへサプライズ! 馬が会場を訪ねてくれました。椋実地区で馬を飼っている菅野さんのところの「ベルちゃん」です。突然の訪問に、参加者、スタッフも大興奮、みんな駆け寄りました。周りに人がいても驚かず本当におとなしいお馬さんです。菅野さんも三郷へ移住されてきたお一人で、参加者ともいろんな情報交換ができました。菅野さん有難うございました。
子供さんらも、馬に乗せていただきました。貴重な体験ができましたね。
交流会の開催にあたり、参加して頂いた方、地域の方、スタッフの方また、清流の国ぎふ移住交流センター名古屋事務所など多くの方にご協力いただきました。本当に有難うございまた。あらためて御礼申し上げます。
さて、男の子はというと、箸づくりにハマっていました。交流会の最後まで熱中して木を削ってましたよ。将来は木工職人さんかな? また三郷町に遊びに来てね!
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