豊田市猿投台地域会議視察研修@あんじゃないの家
2015年07月10日 16:077月9日(木)に豊田市猿投台地域会議の方々が視察研修のため、あんじゃないの家へお越しいただきました。
上:大きなバスで約20名の方が参加されました
研修内容は主に恵那市の自治区制度がどういったようなものなのか概要を恵那市市役所まちづくり推進課の方が説明され、更に三郷町の紹介を三郷町振興事務所所長、及び三郷町まちづくり委員会の活動をまちづくり委員会会長と事務局が紹介されました。
上:三郷町まちづくり委員会T会長
左上:恵那市市役所まちづくり推進課Sさんと三郷町まちづくり委員会事務局長Nさん
右上:(左から)恵那市市役所まちづくり推進課Tさん、三郷町まちづくり委員会T会長、三郷振興事務所M所長
自治区制度とは
住民自治の充実の観点から、区を設け、住民の意見をとりまとめる地域協議会と住民に身近な事務を処理する事務所を置くもの。
ー総務省HP
恵那市では平成17年度から19年度にかけて全13地域自治区が設置されています。各地域自治区には地域協議会が認定する「まちづくり実行組織」が設置されており、三郷町ではまちづくり委員会がその組織となっています。豊田市も平成17年度から地域自治区制度を採り入れられており、現在は26地区あるなか、12の地域自治区が設置されております。猿投台地域会議は三郷町まちづくり委員会のような団体の一つとしてまちづくりに取り組まれています。
恵那市と豊田市の地域自治区制度の根本的な違いは以下です:
- 豊田市は恵那市よりなにをとっても規模がはるかに大きい 。豊田市の地域自治区は中学校単位、恵那市は概ね小学校単位(恵那市と豊田市の比較)
- まちづくりの補助金の交付方法
- 恵那市:H23~27年度(後期地域計画)で市内の13地域自治区に人口等に応じて補助金を配分し、まちづくり実行組織が行う各種事業に助成。
- 豊田市:地域協議会が住民が主体となって実施する「わくわく事業」に対する補助金交付の公開審査を実施。各地域協議会は一地区あたり500万円の補助金が配分される。
恵那市も第2次恵那市総合計画地域計画として、H28年度から補助金の交付方法が豊田市の様に代わろうとしています。交付金額は大幅に減額されますが、各地域自治区内でやりたい事業企画があるまちづくり団体に対し審査を行い、一事業につき上限50万円の補助金交付を年間130万円分行う予定です。
質問や意見交換を終えた後、猿投台の方々は2階にある古民具展示場などを観覧され、昔話などに花を咲かせていました。
豊田市地域会議の皆様、ご来訪ありがとうございました。
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