「秋の交流会」を開催しました

2016年10月05日 20:12

 人口減少対策の一環として、三郷町に興味を持っている方や移住を考えてみえる方との交流や情報交換をしたり、この地域の良いところを知ってもらおうと、三郷町まちづくり委員会の人口減少対策部会の主催により「秋の交流会」を10月2日に開催しました。小雨の降るあいにくの天気の中、会場となった三郷町椋実地区にある「あんじゃないの家」には、地元の他、遠くは京都市から、そして小さなお子さんまで、総勢11名の方にご参加いただきました。沢山のご参加本当にありがとうございました。
 この日の交流会では、「ピザ釜の試運転」、「マイ箸づくり体験」、「ハンカチ藍染め体験」を通して、皆さんと交流を深めました。交流会を終えてから参加頂いた方からは、ピザの出来映えにビックリされたことや、箸づくり、藍染めの楽しかったことなどの感想を頂きました。また、私たちのまちづくり活動への激励、そして、京都市からご参加いただいたご夫妻からは、移住先候補地の一つとして三郷町も検討しているとのことで、私たちスタッフにとって大変励みになるお言葉を頂きました。
この交流会がきっかけとなって、さらに多くの方が三郷町に興味を持っていただければと思います。


〇ピザ釜の試運転
 会場となった「あんじゃないの家」では、来場された方に楽しんでもらおうと昨年からピザ釜を制作してきました。今回、この釜がおおよそ完成したことから、この交流会にて試運転を行い、皆さんに焼きたてのピザを味わっていただきました。
 薪による火加減や温度調整が心配されましたが、なんと見事な焼き上がりとなりました。味もよく(今回のピザは事前に購入したものですが・・・)、参加いただいた皆さんからも好評を得ました。これに味をしめたスタッフは、「次回は、生地から作ろう!」と意気込んでいます。
 また、裏庭に美味しそうな柿がなっていたことから、長い竹棒を使って柿獲も楽しみました。


〇マイ箸づくり体験

 間伐材を使ったマイ箸づくりをしました。この箸づくりの講師は、まちづくり委員会都市交流部会長の村上さんです。
 この日の箸づくりには、細い角材が準備されており、鉋(かんな)で少しづつ削っていく行程です。削る回数は120回くらいとのことで、みなさん慣れない手つきながらも、箸づくりに取り組みました。途中、鉋が手から離れて、飛んでいってしまうハプニングもありましたが、徐々に箸の形になっていきました。仕上げに紙ヤスリで角をとり、はんだごて を使って箸に絵や文字を入れて完成となりました。
 細い箸、太い箸、菱形の箸、左右長さの違う箸・・・それぞれの箸が出来上がりました。これぞマイ箸といった感じです。


〇ハンカチ藍染め体験
 ハンカチをいろいろな方法で絞り、藍染めをする体験をしました。講師は、教育文化部会の稲垣さん、そして昨年の交流会でもお世話になった大平さんです。
 無地の白いハンカチを、小石や、棒など色々なものを使い、輪ゴムで止めていきます(いわゆる絞りの工程)。使う物や、ハンカチの折り方で、染めたときの模様が決まります。みなさん、出来上がった時の模様を想像しながら、ハンカチを絞っていきました。
 絞りの後は、いよいよ染めの工程。藍の液に浸ける時間や、回数によって色の濃さが決まるとのことで、これもみなさん出来上がりを想像しながら染めていました。また、天候によっても発色が左右されるとのことでしたが、小雨だった天気も、みなさんの願いからか、このころには晴天となり、藍染めにとっては好条件となりまた。
 染めが終わると、水洗いをしてハンカチを干しました。出来上がったハンカチがズラリと並び、それぞれ個性的な模様で、講師からも太鼓判の出来となりました。




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