Happy Holidays!

2014年12月25日 14:46

皆様こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

早いもので、2014年はあっという間に終わりを迎えようとしています。

 

町内の中には今夜も地域計画策定部会会議で帰りが遅くなる方がみえますが、今日はクリスマスディです。日本はクリスマスイブに祝う習慣がありますが、アメリカでは色々な人種がいるためクリスマスイブだけではなくその数日前からクリスマスの日の後日までお祝いが続きます。イタリア系アメリカ人はFesta dei Sette Pesci (直訳:7種の魚の宴会)という祝賀がイブに行われ、キリストが生まれてくるのを待機している前夜を祝います。南イタリアの習慣でお肉を使わずお魚や海鮮料理でおもてなしをするそうです。ドイツ系アメリカ人もイブに大きなお祝いをしてプレゼントを開けるそうで、普通のアメリカ人の子供が25日までプレゼントを開けられないことに対し優越感を持っているということを聞いたことがありました。私も昔帰国してからプレゼント交換はてっきり25日だと思い込み、24日に手ぶらだったため大恥をかいた覚えがあります。その他にもユダヤ系はクリスマスではなく、エルサレムでシリアからユダヤ人が独立したことを記念するHanukkah (ハヌカ)というお祝いをユダヤカレンダーの12月25日(たいてい11月後半から12月中旬の間で毎年日にちが替わる)からの8日間行います。そして大晦日と元旦もあるので、全てをひっくるめて「Happy Holidays!」と言えば宗教的にも人種的にも誰にも害を与えません。

 

下:いきいき教室の皆さんが作成されたクリスマスリース

クリスマスシーズンは日本のお正月と似ており、親戚や仲の良い友人が集まりまったりとした時間を過ごします。あと、クリスマス料理といえばハムまたは七面鳥、羊などの大きなお肉が主流です。最近はようやく日本のクリスマス料理もバリエーションが出るようになりましたが、数年前までKFCとイチゴショートケーキがクリスマスのテーブルの主役というのは本場の方にとっては摩訶不思議な事だそうです。企業のマーケティングが文化に根付くのはすごいことですね。ちなみに昨夜私はイノシシ肉をBBQソースで頂きました。肉肉していて噛みごたえがありましたが美味しかったです。

 

アメリカ人が不思議がる海外のクリスマスの習慣

 

またうんちくが長くなってしまいましたが、今年最後のエントリーになるので最後に一言:

 

今年は親切な町民の皆様に色々と地元のことを教えていただき

本当にありがとうございました。

お陰様で少しは三郷町に馴染めたような気がします。

来年も精進したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

Happy Holidays & 素敵な新年をお迎えください!

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