記事のアーカイブ

2015年02月25日 11:16

春の交流会

三郷町民と一緒に春の山菜を食べながら交流しませんか?

筍をはじめ、わらびやたらのめ、こしあぶら、よもぎなど沢山の種類の山菜が地元で見つかります。

野外で天ぷらやおひたしにして春の味を楽しみましょう!

 

[お題] 春の交流会

[日程] 4月26日(日) 5月10日(日)

       9:30~

[場所] あんじゃないの家

      〒509-7125 岐阜県恵那市三郷町椋実880

[定員] 30名 (町内外問いません)

[お問い合わせ] 三郷振興事務所 TEL: 0573-28-1001 

[Email] 3satotyou@gmail.com


ご連絡お待ちしております。

ps 名古屋方面から山菜を取りに来られる方も大勢見る時期ですが、山の持ち主に一言許可を得てから山菜を取ってくださいね。

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2015年01月28日 16:45

三郷町フォトコンテスト ~三郷のえぇとこ撮ってみらっせ!~

素敵な応募作品、お待ちしております!

【テーマ】

三郷のえぇとこ撮ってみらっせ!

【応募締切日】

2015年9月30日(水)

当日消印有効

【各賞・賞品】

特選賞               賞金3万円

準特選賞x2         賞金1万円

入賞x10点以内    賞金5千円

特別賞x数点        詳細は後程

【応募作品】

サイズ: 4つ切り・6つ切り[共にワイド可]、A4

【発表】

2015年10月中入賞者に直接ご連絡し、ホームページに掲載する予定です。

【表彰式】

2015年11月の三郷町文化祭にて行うことを予定しています。

【応募・問い合わせ先】

〒509-7124 岐阜県恵那市三郷町佐々良木1839-4

三郷コミュニティセンター内 三郷町まちづくり委員会「三郷フォトコンテスト」係

TEL 0573-28-1001

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2015年01月28日 16:03

2015年三郷町フォトコンテスト開催決定

 

今年も三郷でフォトコンテストが開催されます。

今回のテーマは「三郷のえぇとこ撮ってみらっせ!」です。

三郷町のとっておきのお気に入りスポット、または改めて良い所だなぁと思える場所を見つけて写真に収めてみませんか?

 

素敵な応募作品、お待ちしております!

 

詳細はこちら:三郷deフォトコンテスト ~三郷のえぇとこ撮ってみらっせぃ~

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2015年01月14日 16:04

どんど焼き

皆様こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

 

去年の暮れに佐々良木地区西のU自治会長さんから「1月になったらどんど焼きがあるから来てくれ」というお誘いがあり、早速11日に佐々良木区西へお邪魔してきました。人生初のどんど焼きです。古くなったお札やお守りを燃やす以外いまいち何をする行事なのかわからなかったので調べてみたところ、どんど焼きとは

「・・・小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。神事から始まったのではありましょうが、現在では宗教的意味あいは少なくなっています。

一般的には、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初めで飾り付けをしたのちそれを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという内容で1月15日前後に各地で行われます。

どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣を祈る民間伝承行事です。」

 (「どんど焼き」参照) 

 

昔は元服の儀式を小正月に祝ったため成人の日が15日の祝日となっていたそうですが、昭和に入ると1月15日の小正月自体市民の生活から薄れてしまったため、2000年以降は1月の第2月曜日に変更されたそうです。それに合わせるように三郷町のどんど焼きも15日前後ではなく成人式の日の前にしたのではないかなと思われます。

 

Uさん宅で座談していたらいつの間にかどんど焼きが始まっていたので、急いで会場に向かうと竹に巻きつけてあるわらと竹のふもとに集められた門松やお正月の飾り物などに勢いよく火がまわっていました。どういうふうに火がつけられたのか見過ごしてしまい残念でした。

西区のどんど焼きは田んぼの真ん中で行われていました。とても長くて立派な竹は近くの山のふもとから大人数名が手で運ばれたそうです。

(下:よくバランスが取れている竹。ちなみに空が暗いのはどんど焼きの煙のせいではなく、たまたま雨雲が上空に集まっていたからです。)

勢い良く炎と共に煙が上りました。その煙に乗ってお正月の神様は天に戻られるそうです。ここへ向かう最中他区でも煙がいくつか上がっていたのできっとそちらのお正月の神様も無事に天へ戻られたことでしょう。

そして大きな爆竹音が鳴るたびに驚かされました。この音が災いを遠退けてくれるとのことです。

お正月のお飾りの燃えがとても元気よく、火の近くに寄って持参した古くなったお守りなどを投げ入れても炎から出る上昇気流がとても強くてお守りが跳ね返されてしまいました。火は怖いので程良い距離で暖を取りました。

そうこうしているうちに竹が燃え崩れ始めました。ゆらゆらと次第に倒れ始め、最後は地面に倒れました。なかなか落ちる場所が定まらないため、火のまわりにいた人は小走りで竹があたらないよう逃げ回ります。一瞬のスリルが味わえました。

お正月の飾り物などの形がなくなり火も落ち着いてきたら竹の棒の先にスコップみたいなものをつけ、燃えている竹炭を少しずつ近くに設置してあるU字溝に乗せました。U字溝の上に網や鉄板を並べ、その火をもとにお餅を沢山焼き始めました。お餅を焼くのは鏡開きの日だからだと勝手に思っていましたが、先ほどの言い伝えによるとどんど焼きで焼いたお餅やお団子を食べればその年は健康でいられるそうです。私は勧められるがままに大きな美味しいお餅を2つをペロリと頂いたのできっと今年は健康でいられるはず!

 

お餅の他にも具沢山な豚汁を頂き満足していたら、あらやあれよと次々にU字溝の上に新たな食べ物が並べられるではないですか!数種類のお餅以外にはウィンナー、ジューシーな揚げ、伊勢参りからお土産の日干しのサンマにスルメ、他にも沢山の美味しい漬物やデザートのホカホカ志まん焼きなど、見ているだけで賑やかでした。寒い中知り合ったばかりの方々とU字溝を囲んで暖をとれたことはとても楽しかったです。そして写真には写っていないですが、近所のどなたかがマイBBQセットを持参していたようで、そちらは豪華な大エビがどどーんと焼けていました。行事が始まったころはお神酒としてチョビチョビ飲まれていたお酒もいつの間にか豪快に注がれており、皆様とても楽しく時間を過ごしていらっしゃいました。

佐々良木西は少子化で子供が数えるほどしかいなくなったため、子供会ではなく自治会がどんど焼きを主催するようになったそうです。どんど焼きには思ったより多くのお子さんが参加され元気に走り回っていたのですが、大半は里帰りで戻ってきたお孫さんや親戚の知り合いで、この先どのくらいどんど焼きが行事として受け継がれていくのか気になりました。健康福祉部会長のKさんもここの方だったので少しお話をしていたら、どうやら彼が子供の時はどんど焼きは佐々良木西ではやっていなかったそうです。それが中学校3年生になった頃からまたどんど焼きは再開されたそうなので、地域の皆さんがどんど焼きは子供のためのみの行事ではなく、地域の住民を結びつける大切な行事と認識されたということなのでしょうか。

 

今回は私とあんじゃないの家の講座生だったKさん(二人ともどんど焼きを知らなかった)が参加させていただきましたが、とても暖かく向かい入れていただき本当にありがとうございました。皆様も今年は無病息災でありますように!

 

 <追伸>

子供の頃近所の駄菓子屋さんで似たような名前のお菓子があり、そのイラストを見て「どんどん焼くお祭りとはどういう意味なんだろう」と疑問を持ちながら食べていた時期がありました。どんど焼きとお菓子のどんどん焼きは何か関連があるのでしょうか…?一番まっとうに聞こえた答えはこちらです。

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2015年01月05日 16:58

三郷町民走ろう歩こう会

日頃から運動不足と感じている方、年末年始に暴飲、暴食された方。

運動するぞ!と思ってもなかなか玄関先まで体が動かない方へ必見です!

 

1月25日(日)に三郷町体育協会主催の「三郷町民走ろう歩こう会」が開催されます。走りたい方と歩きたい方の2部に分かれて参加していただき、すがすがしい空気の中さわやかな汗をかいて運動を楽しんでみませんか?距離は2km・4kmとお子様からシニアの方まで参加可能な長さで、ノルディックウォーキング用のポールが50セットご用意される予定です。

 

詳細は上のチラシをご覧ください。

 

*まちづくり委員会は協賛という形で参加者を応援します。

 

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2015年01月05日 10:42

新年あけましておめでとうございます

皆様こんにちは、新年も早々明けましていかがお過ごしでしょうか?

2015年初のブログとなります、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

 

気が付けば三郷町まちづくり委員会のウェブサイト観覧数が1000回を超えていました!ウェブサイトを担当し始めた当初は何の反応もないなか編集していましたが、少しずつですが町内外の方々から「読んでるよ」との嬉しい励ましのお言葉を頂けるようになりました。昨年は景観まちづくりワークショップが行われたため、グ~ンとウェブサイト観覧数がおかげさまで上昇しました。

 

まだまだ掲載されている内容や情報が不足していますが、少しずつ充実した三郷町を象徴するウェブサイトに成長できるよう頑張ります。もちろんウェブサイト改善だけでなく、町内のいろいろなところに出没しまちづくり活性化のお手伝いをさせていただけたらと思います。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

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2014年12月25日 14:46

Happy Holidays!

皆様こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

早いもので、2014年はあっという間に終わりを迎えようとしています。

 

町内の中には今夜も地域計画策定部会会議で帰りが遅くなる方がみえますが、今日はクリスマスディです。日本はクリスマスイブに祝う習慣がありますが、アメリカでは色々な人種がいるためクリスマスイブだけではなくその数日前からクリスマスの日の後日までお祝いが続きます。イタリア系アメリカ人はFesta dei Sette Pesci (直訳:7種の魚の宴会)という祝賀がイブに行われ、キリストが生まれてくるのを待機している前夜を祝います。南イタリアの習慣でお肉を使わずお魚や海鮮料理でおもてなしをするそうです。ドイツ系アメリカ人もイブに大きなお祝いをしてプレゼントを開けるそうで、普通のアメリカ人の子供が25日までプレゼントを開けられないことに対し優越感を持っているということを聞いたことがありました。私も昔帰国してからプレゼント交換はてっきり25日だと思い込み、24日に手ぶらだったため大恥をかいた覚えがあります。その他にもユダヤ系はクリスマスではなく、エルサレムでシリアからユダヤ人が独立したことを記念するHanukkah (ハヌカ)というお祝いをユダヤカレンダーの12月25日(たいてい11月後半から12月中旬の間で毎年日にちが替わる)からの8日間行います。そして大晦日と元旦もあるので、全てをひっくるめて「Happy Holidays!」と言えば宗教的にも人種的にも誰にも害を与えません。

 

下:いきいき教室の皆さんが作成されたクリスマスリース

クリスマスシーズンは日本のお正月と似ており、親戚や仲の良い友人が集まりまったりとした時間を過ごします。あと、クリスマス料理といえばハムまたは七面鳥、羊などの大きなお肉が主流です。最近はようやく日本のクリスマス料理もバリエーションが出るようになりましたが、数年前までKFCとイチゴショートケーキがクリスマスのテーブルの主役というのは本場の方にとっては摩訶不思議な事だそうです。企業のマーケティングが文化に根付くのはすごいことですね。ちなみに昨夜私はイノシシ肉をBBQソースで頂きました。肉肉していて噛みごたえがありましたが美味しかったです。

 

アメリカ人が不思議がる海外のクリスマスの習慣

 

またうんちくが長くなってしまいましたが、今年最後のエントリーになるので最後に一言:

 

今年は親切な町民の皆様に色々と地元のことを教えていただき

本当にありがとうございました。

お陰様で少しは三郷町に馴染めたような気がします。

来年も精進したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

Happy Holidays & 素敵な新年をお迎えください!

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2014年12月25日 13:17

Happy Holidays!

この時期に良く見る「Happy Holidays!」 はどのように使われるのでしょうか?

詳細はこちら:Happy Holidays!

 

 皆様 Happy Holidays! 

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2014年12月19日 17:03

三郷de婚活パーティー2014でクリスマス気分

12月14日(日)、雪の中三郷de婚活パーティーが開催されました。

少人数の参加者でしたが、和気あいあいとしたグループ感がありお話や笑いが最後まで絶えない素敵なイベントでした。

 

参加者の皆様、ご参加ありがとうございました!

 

詳細:三郷de婚活パーティー2014

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2014年12月19日 14:04

三郷de婚活パーティー2014

こんにちは、三郷町ふるさと活性化協力隊のmeganeです。

 

例年の11月より少し時期が遅れ12月14日(日)になりましたが、今年も三郷消防団と三郷町まちづくり委員会共同主催の三郷de婚活パーティーが行われました。12月にはカップルイベントとしてちょうど良いクリスマスがあるのでパーティーのテーマをクリスマスにしたところ、イベント当日は雪が降り雰囲気はホワイトクリスマスらしくなり幸先良いスタートとなりました。

 

下:田んぼの雪景色なのでクリスマス感はないですね…

参加者は男女合計で14名。男性は三郷在住または勤務中の方々、女性は近隣の市や遠方だと名古屋の方から参加されました。少し緊張気味の雰囲気の中、受付を三郷コミュニティー消防センターで済ませ各自自己紹介をしていただきました。一段落したあとは雪の中5分ほど歩いた先にある道の駅らっせぃみさとのそば道場でグループに分かれそば打ち体験をしていただきました。

そば打ちは地元の「みさとこまち」という女性グループ所属のそば打ち名人Kさんに丁重にやさしい笑顔で指導していただきました。そば打ち体験が始まると受付の時に感じた緊張感のある雰囲気はいつのまにか消え、参加者は楽しみながらそば打ちをし、会話がとてもはずんでいる様子でした。

 

下:そば粉、うどん粉にお湯を加え混ぜているところ

左上:そば玉を根気よくねって丸くまとめたあと、1mm程度の薄さまで四角形にのばす過程中。打ち粉を手でまんべんなく生地に広げているところ

右上:伸ばしたそばをなるべく同じ太さに切っているところ

 

作り終えたグループからお蕎麦を茹でてもらい、昼食タイムです。お蕎麦を食べるとき初対面の方々とは緊張されたのか、作っていた時よりは少し会話がトーンダウンしたようにみえましたが、皆さん美味しいお蕎麦ができたようです。私はパーティーの参加者ではありませんでしたが、他のスタッフ3名と参加者の近くで同じようにそば打ちを体験させていただきました。初めてのそば打ちは思ったより腕力と腰の力を要するのと、陶芸教室で習った菊練りの経験が役立ったことに驚きです。私以外のスタッフ全員がそば打ち体験(一人はプロ級)だということもあり、大変コシのある美味しいお蕎麦を頂くことができました。ごちそうさまでした(^v^) 

 

食後は場所をそば道場から三郷コミュニティーセンターの会場へと移動しました。会場はクリスマスムード満載で、家庭から持ち寄りのクリスマスツリーや手作りのデコレーションなどが目を楽しませてくれました。

参加者はお腹も満たされ、会話もどんどん盛り上がってきた様子のところでビンゴタイム。賞品はラッピングペーパーを開けないと何かわからない仕組みになっており、ビンゴを出された方は迷いながらそれぞれ賞品を選ばれ、開けた時のリアクションがおもしろおかしかったです。

 

ビンゴの後は1-on-1のトークタイム。向かい合って座り、限られた時間内で各個人のプロフィールを見ながら皆さんかなり真剣に質問やお話をされていました。お1人5分ずつで次の席に移動されましたが、最後にアンケートを記入してもらった際5分だけでは時間が足りないという意見がありました。これで結婚を決めなければいけないのであれば確かに時間は少なすぎると思いますが、これを機に「もっとあの人の事を知りたい」という気持ちが芽生えれば5分という時間はちょうど良いのだとあとで聞きました。シンデレラと短い時間しか会っていない王子様がシンデレラが残していったガラスの靴を手がかりに王国中彼女を探したおとぎ話をふと思い出しました。ガラスの靴は忘れられない印象的な容姿、性格、話し方、考え方、仕草などの象徴。参加者は各自のガラスの靴を誰かに拾ってもらえたのでしょうか?

 

1対1の時間が終了すると、デザートタイムでケーキを食べながらフリートークをしていただきました。フリートークは自分をアピールしたり相手のことをもっと知ることができる最後の機会ということで参加者の方がいろいろな場所へ移動できるよう椅子をなくしました。しかし、ケーキを歩きながら持って食べるのには無理があったようで、皆さん定位置から離れず中腰になりながらケーキを食べられていたのが大変そうで主催者側の反省すべき点でした。

フリートーク終了後はお気に入りの人の番号(1番目、2番目)をインスピレーションカードというものに記入してもらい、スタッフが結果を確認している間に婚活パーティーのアンケートにご協力していただきました。

 

最後にようやく結果発表がやってきました。今年は14名中3組のカップルができ、本人はもとよりスタッフ全員がめでたい出来事に喜んでいます!カップルになられた方々、おめでとうございました。カップルになられなかった参加者の皆様も残念ではありましたがご参加ありがとうございました。またよければ次回の婚活にもご参加ください。

 

会場を盛り上げるために一肌脱がれた三郷消防団員の方々、会場準備や進行を行った人口減少対策部会員の皆様、裏方に徹していただきご苦労様でした。次回はどのような婚活パーティーになるのか楽しみです。

 

<最後に>

最近では自発的に参加するスピードデート街コンから半強制的な匂いが漂う香川県の「おせっかい条例」などといった地域主催の少子化対策があり、婚活スタイルは様々です。来年1月には東京ドームで1万人が参加できる街コン東京ドームinふるさと祭りも開催されるそうです。個人的には結婚うや家族を築くということは個人の自由や責任だというスタンスを持っているので、まわりが焦ったり騒いでもあまり効果はないと思うのですが、出会いの場がない方にとってこういった地域主催の出会いの場の提供はとても良いサービスだと思います。これから若手が減っていく中で三郷町にあっている婚活スタイルはこのままでよいのか、いろいろと研究できればよいなと思います。

 

イタリア以外の欧米では大学生になると一人前と認識され、親元から離れ大学を卒業すると同時に完璧に自立するのが一般的です。30代で親と同居していたらよほどの裕福な家庭か、何らかの理由がない限り変人扱いされます。金銭的に余裕がない若者は家族を頼るのではなく、ルームメイトを探し家賃の負担を軽減しながら人脈を作っていく傾向があります。そして子供が自立する代わりに、親は心配することはあっても子供の選択肢にあまり口を出すことはあまりありません。

 

イタリアを外した理由はイタリア人の男性(特にローマ)はなかなか自立せず、長い間親のすねをかじりながら遊びまわるという固定概念があるからです。いつまでたっても彼らは母親のことを「マンマ」と呼び、親もまたそれを嫌がらないそうです。それには給料が低かったり不動産価値が高すぎて自立したくてもできない事情があるらしいのですが(イタリア人は本当に自立しないのか?「若者自立減税」について参照)、家族と同居することを自立できない人というマイナスな観点が西洋には根付いています。

 

日本の都会も核家族がほとんどですが、その反対に地方では2世代・3世代同居をポジティブなものとし、推進しています。三郷町も同居率が高い地域ですが、決して自立できない子供が多いからではありません。自立できてもあえて同居することにより各世代が頼りあえるコミュニティーを親族の中から作り上げていく風習が続いています。同居までとはいかなくても、同じ敷地内や隣の敷地に新居を設ける子供夫婦も多くいます。

 

中年で独身でも親に甘えるのではなく、親の面倒をきちんと見れるのであれば同居は全然問題ないと思いますが、親が子供を甘やかしていつまでも大人になれない、自立しなくても良い環境での同居は少子化を招く原因のひとつに間違いありません。できればあまり外部のおせっかい心に頼らず、結婚したいという意思と自分の力で人生の伴侶を見つける人のために出会いの場を使っていただければ幸いです。

 

 

<スライドショー>

 

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