三郷DE軽トラ市開催します!
今年から三郷町ではごへだ祭りに代わる三郷DE軽トラ市を開催することとなりました。
開催日は11月15日(日)、野井トレーニングセンターグラウンドにて9:30開始です。
皆様楽しみにしてください!
詳細はこちら:三郷初!軽トラ市開催します
今年から三郷町ではごへだ祭りに代わる三郷DE軽トラ市を開催することとなりました。
開催日は11月15日(日)、野井トレーニングセンターグラウンドにて9:30開始です。
皆様楽しみにしてください!
詳細はこちら:三郷初!軽トラ市開催します
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昨年まで11月になると行われていた三郷町のごへだ祭り。JRのさわやかウォーキングのコースが今年から三郷町を回らくなったため、三郷町を代表するイベントをどのように継続させるか検討しましたところ、今までのごへだ祭りではなく、軽トラ市をやってみよう!という意見がありました。
ごへだ実行委員会を総括していた都市交流部会のメンバーは7月の始めに軽トラ市を成功させた新城市にお邪魔し、軽トラ市がどういったものなのか、どのように運営され、どのような人が利用し、どのように商店街やまち全体に影響するのかなどを視察しました。(詳細はこちら)新城市ではシャッター街になりつつあった商店街に軽トラ市を開催することで新たな形で人がまた寄ってくれるようになり、商店街のお店の方たちも徐々に商売っ気を取り戻すなどといった商店街の活性化に成功しています。また、気楽に売り手と買い手が交流する楽しさができ、町内外からお客様が来てくれるようになったというなんとも素敵なサクセスストーリーがありました。
三郷町には商店街がありません。商店も一つの手で数えることができてしまうほど少ないです。買い物は主に車で市の中心部や近隣の市まで行くのが前提です。このようなまちで道の駅以外に町民が集まって色々なものを見て食べて交流する特別な場所が1日できれば楽しそう、新城で味わった軽トラ市での楽しい雰囲気が三郷でも体験できたらいいね、という思いの元三郷町初の軽トラ市をごへだ祭りの代わりに開催することになりました。
出店者は徐々に増えており、野菜から衣類、小物、アクセサリー、クラフト、陶器、雑貨、鯉、バイオ肥料、フリーマーケットに手握りごへだなどの食べ物、加工食品など沢山の種類が準備される予定です。また、三郷町では小さな畑を持つ方が多いので、少量の野菜でも代行して出店できるようにしました。大根やニンジン一本でもあれば出店者になることができます。まだ町外にお店を出店したい方の募集はかけていませんが、バラエティー溢れる市になることを願います。
普段の会話でも、「あんたの所で何かお店出したら?私は○○出してみる」といったような今までには聞いたことのない内容を最近よく耳にするようになりました。軽トラ市に向けて、少しずつ町内で盛り上がってきたような気がします。
三郷初の軽トラ市は11月15日(日)野井トレーニングセンターのグラウンドで開催予定です。皆様乞うご期待ください!
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健康福祉部会では現在3地域全てのウォーキングマップを更新・作成中です。
今までの地図に載っていたルートが歩きやすいか、見て楽しめる場所が組まれているか、ルート変更が必要かなどを確認するために部会員でルートを一つずつ周って歩いています。夏は佐々良木地区を7月と8月に短・長距離コースを歩きました。
暑さを避けるため早朝からのスタートでしたが、とても気持ちよく景色の良い場所を歩くことができたうえ、ノルディックウォーキングのポールを使用しながら歩くことで普段の1.5倍の運動量を体験することができました。この活動はとても健康に良く、普段車でしか移動しない方やお住まいの地域以外をあまり知らない方には是非お勧めです。
部会員以外の方でもノルディックウォーキングをしながら三郷町内を歩いてみたい方は、一緒に歩いてみましょう!
次回は10月3日(土)朝8時に野井の威代寺駐車場に集合です。
ウォーキングポールをご用意しますので、ご参加予定の方は三郷振興事務所の方にご参加の旨をお伝えください。
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機織り機修繕作業 第11弾目は遂に機織りをしました。
道沿いから機織りが窓枠から見える風景、さまになっています。
機織りは基本1人で行う作業なので、先生の動きをよく研究して覚えることから始まります。
機の織り方は、リズムと加減を体で覚えることがとても大切です。
杼(ひ)で緯糸を経糸の間に通し、その都度踏木を踏みかえては筬をひく、という動作を幾度も繰り返します。杼が左右に移動する際の「サー」という音や、織った部分に筬があたる時の「トン」という音は心地良いです。
左下:筬は必ず中心の位置でひく。そうすることで織物に均等に筬からの力がいきわたり、織り目が均等になる
右下:古民具として保存されていた杼と、今回新しく購入した杼(一番右側)。杼の先には金属がついている。
下:機織りしている映像
近くで織り目を拝見。さすが先生はしっかりとした、均一な織り目ができていました。
初めて体験する人は、大抵筬を引くときの力加減が毎度違うため、織り目の大きさにムラが出てきてしまったり、糸の方向を変える際に端がゆるんだり、つっぱったりして幅の長さが変わってしまったりと、慣れるためしばらく時間がかかるのです。
座る席から機織り機を眺めるとこんな感じです。
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9月27日(日)に教育文化部会は野井区の舟森山にある7つの古墳の周辺整備をしました。
現在古墳の周りに使用されている竹柵は劣化してきているため、新しく劣化しにくい杭やロープを代わりに使用することとなりました。今回はその事前調査でいくつ杭が必要か、ロープはどのくらいの長さが必要かなど実際に確かめました。
仮の竹杭をうちこむ作業
杭の場所が分かりやすいように赤いスプレーで印づけ
古墳の上には遠山家のお墓がそれぞれあるのですが、どうやらそれらは古墳とは関係がないそうです。
そして何より驚いたのは藪蚊の数!長袖を着ていようがなんのその、服の上から次々と刺せる場所を探しては襲ってきました。1本の指が3匹同時に血を吸われたことは今回が初めてだったと思います。どこへ移動しても蚊の大群は私たちを標的とし、森を去るまで刺され続けました。半袖で作業に挑まれた方は作業の終わりには両手や首などが沢山蚊に刺されたため真っ赤に腫れていて大変な被害にあっていました。
舟森山・武並神社に向かう際は虫よけをしっかり準備した方が良いと直に体験した時間でした。参加された皆様お疲れ様でした!
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機織り機修繕作業 第10弾目はこれまで準備していた経糸をついに機にあげる作業でした。
まずは機織り機を使いやすく、見やすい場所に移動しました。窓際に置くことで、外からの光で織り目や機織りをする様子が分かりやすくなるうえ、窓が開いている場合は外で車を運転していても、あんじゃないの家の前を通る際に「あ、あそこで機織りしてる」と気づいてもらえるので、宣伝効果にもなります。
今までの過程は下の図面を見て確認しましょう:
これだけでも、経糸が機織り機の全ての部品と関連されており、とても重要な役割を果たしているかが一目瞭然でわかります。
次に、綜絖を吊るす太めのひもを準備し、上部にある木のろくろに通します。
ひもの両端は輪っかを作り、綜絖を吊るす木の部品が引っかかるようにします。
ちぎり巻された経糸を菊という部分に収め、その上にある間先(けんさき)部分には紙を巻き、経糸が動くたび機織り機が擦れたり傷まないようにします。
菊止め部分が弱っていたので、新たに竹を削り作成していただきました。(菊は経糸を送り出す役目があります。その送り出しを止めたいときに、菊止めで菊の動きを止めます)
ちぎり巻された経糸を少しずつ伸ばしていきます。
筬框(おさかまち)という枠の中に筬をはめ込みます。
そのあとは経糸の先端をちまきに取り付けた織り出し布に結んでいきます。
こうすることにより、緯糸で織り始める際、経糸の端キレの無駄を減らすことができます。経糸を左右均等に結んでいくのが綺麗な織物を作る秘訣なので、経糸の中心部から順に経糸の量を分割し、織り出し布に通された竹に結んでいきます。そして交互に織り出し布も同じように竹に結んでいきます。
一番難関で時間を費やす必要があるのが、上部の綜絖を吊るすひもや、下部の綜絖につながっている踏木などの調整です。
吊るし糸に引っかかっている木の棒が左右対称になっており、床と並行であればよいと思っていました。しかし、いざ踏木や筬を動かし始めると、徐々に木の棒に不均等な力が加わるため、どちらかの側が斜めになったり、吊るし糸が緩んできてしまったりと、何度も繰り返し微調整を行わなければなりません。全ての綜絖についている木の部品が平行でないといけません。でもここをしっかりと設定しないと、とてもいびつな織物ができてしまうため、神経を集中して調整と確認を繰り返し何度も行われました。
機織り機の下から見た様子。
下:吊り糸などを微調整している様子。使えば使うほど機織り機の動きは滑らかになる。
吊るし糸や踏み木の調整が完了したら、ようやく織物をする準備に取りかかれます。
織り出しにワラを3本ほど入れながら、経糸の隙間を狭くしていきます。ワラはこの辺ではまだ比較的手に入りやすいですが、都会ではどうしているのか、ふと疑問がわきました。
下:ワラを経糸に織り込んでいる様子
そしてようやく杼(ひ)で緯糸を経糸に通し始めます。この機織り機は杼(シャトル)を受ける部分がついているので、その上でシャトルをコロコロと勢いをつけて反対側まで押し投げます。押す力加減が始めるころはわからずシャトルを飛ばしすぎたり、途中で止まってしまったりと苦戦しますが、何度か繰り返していくうちに体が自然と覚えます。
下:緯糸を経糸に通している様子
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